ちょこっと近況報告

最近、新境地に達しつつある気がする。

自分が目下考え中のタイムリーなテーマについて他人に分かってもらおうとして説明する気が起きなくなってきたためか、自分さえ分かっていればいいやと思うようになってきたためか、表現欲が衰退してきたようだ。

感情表現に不具合が出ることを大人になることと定義するならば、今までは体だけが大人のアダルトチルドレンだった僕の思考は対外的なものに留まっていて内面生活として営まれてなかったのだけど、他人に承認されないような考えは所持することができないという段階を超えて、今やっと遅れ馳せながら大人になった気がする。

自分の話を面白がって聞いてくれる人に対して目を輝かせながら活き活きと語ってきたけど、自分のことは自分の中だけで人知れず消化してしまうようになって、何だか色んなものについて他人と共有したい気持ちが弱まって、このままつまらない人間になってしまうのではないか、と危惧してもいる。

説明という親切を親切と受け取ってもらえなくて、むしろ多くの人たちからは僕の詳細で網羅的な説明は回りくどいと思われて逆にうざがられている、ということを、段々身を以て思い知ったからだと思うけど、自分のことしか考えていないままが他人のことを考えていることになるという赤子の自他未分状態を脱し切れていなかったがゆえの他人に伝えようと意図して説明の言葉を考えるサービス精神も、希薄になってきて、今に至っている気がする。

しかしもしもこれが独り善がりだったことを思い知らされた結果だとすれば、喜ばしい進歩なのだろう。

これからも説明を求められれば親身になって出来る自分でいたい。

言葉をきっちり敷き詰めて考える僕にしか出来ないことはあると思うので、言葉数を費やすことによって気付きを与えることが出来る存在として必要とされるときのために、自分を磨いておこう、と思っている。